ジャーマンシェパード ハリクの紹介(bef.&aft.)

記念写真(生後100日)まだ耳は立っていません
ハリクは生後100日の時、三重県警察犬訓練所からやって来ました。

★動画はこちら↓★
シェパード ハリクのお迎え

ハリクの第一印象

第1印象は、「穏やか」「慎重」です。ケージから出て来るまで数十分間待ちました。

乾いた喉を潤したいだろうに、差し出した水に口を付けるのもやっと。上目遣いで慎重に飲んでいました。

恐る恐る水を飲んでました

シェパードを愛し、また我が家の先住犬との関係も考慮してくださる、優しいブリーダーさんの家で大切に育てられたのにも関わらず、その慎重さには驚きました。

しかし、優しい先住犬ジオがその緊張を直ぐ溶いてくれました

ハリクの首輪を買いに
ジオがハリクの不安を和ませます

徐々に環境に慣れ始めるハリク

緊張から解放されると、ハリクは子犬らしい無邪気さが出てきました。

無邪気なのは可愛いのですが、とにかく痛い。嬉しくて振る尻尾で、ガラスは割れる。飛び付かれれば、一発で倒される。倒されなくても、爪が顔に当たり、額から頬にかけて4本の爪痕が出来ました。

このままではよそ様に怪我をさせてしまう

無邪気な態度はかわいくて、飛び付いてしまう程喜んでくれる気持ちは、本当に嬉しいです。

中型犬のジオの場合、こちらが気を付けていれば、怪我をする事はありませんでしたが、大型犬はそうはいきません。

まず、家族会議を開き、許容範囲や教育方針を定めました。
今現在は複数の施設に通い、勉強しています。
①家庭犬トレーナーさん
②犬の保育園
③警察犬訓練学校:飼い主同伴
④警察犬訓練学校:一日のお預け学習
ジオは我が家に来てから、現在までの数年間を二ヶ所(上記の①②)のトレーナーさんにお世話になっていますが、ハリクも一緒にお願いする事にしました。

この二ヶ所を定期的に通学することを基本とし、ハリクは更にもう一ヶ所(上記の③④)、警察犬訓練学校の訓練士さんにお世話になっています。
複数の施設に通学しているのは、目的がそれぞれ異なるからです。

トレーナーさんが教えて下さる内容の中でオーバーラップする事も多くあります。目的は同じでもその方法が大きく異なる事もあります。

その場合は、一番合いそうな方法を我々飼主が選択できるように彼らの様子を観察しています。その上で自分たちの希望を先生に相談しています。

基本的には、下記①の家庭犬トレーナーさんのご指導を一番に考えています。

私達にとってジオは最高の家族です。本当にすばらしい子に育ってくれました。 現在のジオは、そのトレーナーさんの導きがあってこそ。

だからハリクもジオもずっとお世話になり続けたいと思っています。 週一度しかお会い出来ないトレーナさん、でも会った時の彼らの表情や戻った後の充実した雰囲気を見れば、その日の様子は十分に感じ取る事ができます。

彼らには一生、楽しく生き生きと勉強してもらいたいのです。

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ドッグトレーニング


警察犬訓練学校に通う事自体に迷いはなく、見学後直ぐにお願いする事に決めました。

しかし、数ヶ月間の預託訓練と、通い訓練にするかを迷いました。 預託の大きなメリットは分かってはいますが、家族で相談し、まずは通い訓練を選びました。

貴重な子犬の数ヶ月間を先住犬ジオと一緒に育たなかったら、数ヶ月後、心身共に大きくなり戻ってきたハリクをジオはどう思うか。 ハリクはジオをどう思うか。 兄弟の様に共に育って欲しい、それが我々の一番の願いです。
ハリク生後6ヶ月、正真正銘の兄弟になりました
まずは通いで少し様子を見て、効果を出してあげられなけば覚悟して預託をお願いしよう思いました。

彼らの一週間のスケジュール

①家庭犬トレーナーさん

家庭犬として愛される為の躾の基礎~応用を教えてくれます。反応をみて、各々どういう方法が合うかを検討してくださいます。お迎えの時、1時間近くもご指導くださいますので、それを自宅で引き続き練習しています。

②犬の保育園

犬同士の社会化を培う為に週一回数時間は必ず連れて行きます。

小型〜大型のワンコがいます。部屋が2つあるので、スタッフの方が、犬同士の相性を見て、振り分けてくださいます。また危ない様子があれば、引き離してくれます。

通い始めて数回でジオもハリクも、相手の大きさに合わせて遊び方を変える事を覚えてました。ごく稀に気の合うワンチャンが一頭もいない日もありますが、その時は優しいお姉さんが遊んでくれるので、二頭とも大好きな場所です。
保育園でとってくれた写真
犬にも笑顔があります
この二ヶ所をベースにしていますが、子犬大型犬のハリクは、まだまだ勉強が必要な為、警察犬訓練学校に行っています。

③警察犬訓練学校:飼い主同伴で通い学習

ハリクの勉強の為ではなく、飼い主である私達の練習(指示の出し方や褒めるタイミングなど)の為に毎週1度通っています。まず、担当の訓練士さんがその日の課題をハリクと一緒にやってくれます。

そして飼主(同じ人が通しで通った方が好ましいという事だったので、最初は主人が半年以上2クール通い、その後私に代わり通っています。)とハリクのペアに代わり、今度は訓練士さんが、指示の出し方、タイミング、褒めるタイミングを、マンツーマンで丸々1時間間髪入れずに注意してくれます。

息を吐くのも忘れるくらい集中せざるおえない。帰宅後は、ハリクも飼主もぐったりです。

「訓練士さんの言葉は聞くのに、飼主の言葉は聞かない」という問題はよく耳にします。

通いを始める前は、犬にナメられてしまうからだと思っていました。

きっと、それも間違いではないと思います。

でも、今は犬が混乱してしまう事が一番の理由だと思っています。指示の方法、褒める、正す、注意する、叱る のタイミングが不適切だったり、こちら都合で日によって“No”が、“まあいいやのYes”に変ったり・・・。自宅で練習している主人とハリクの姿を見て確信しています。

数ヶ月前、トレーニング中にハリクが嫌そうにしていたのは、指示を聞く事が嫌なのではなく、意味不明な指示をされる事が辛かったのだと思います。

お恥ずかしながら、この訓練に参加して間もない私(妻)の言葉に対しては、無視したり不可思議な顔で反応してきます。

④警察犬訓練学校:数時間のお預け学習

上記と同じ訓練士さんが担当して下さいます。 入学前に見学した雰囲気を思い出すと、決して単純な楽しさだけではなく、辛い時間もあると思います。

でも、自分が成長している事は本人が一番よく分かっているはず。 お預けする時のハリクの雰囲気を見る限り、辛さメインの学習から、深い意味の楽しさに変って来ているのではないかと思います。

一方のジオは、ハリクが③④に行っている時間、飼主(私か主人のどちらか)と一緒に過ごします。 ハリクが出発した途端にまるで子犬の様なはしゃぎ方をします。

一人っ子に戻り、飼主を遊びに誘い、思い切り甘えてきます。ハリクと普段あんなに仲良くしてても、飼主を独り占めしたい気持ちも残っているのだと思います。
嬉しい限りです。

★動画はこちら↓★

我が家の日常:通学の日2018.5③(保護犬 ジオとシェパード ハリク)



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下記URLは、彼等 U。・x・)ノワンコの成長をテーマにしたホームビデオです。
その他、我が家のインコ(フ・θ・)フも動画にして定期的にアップしています。
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ご意見やアドバイスをお待ちしております。
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コメント

  1. カナダ在住です。

    近所に警察犬の待機場所があります(訓練所とは別)。
    10ヶ月位の警察犬のもドッグパークにも遊びに来ていますが、元気ですね。
    お国柄(自宅が大きいので) かなり大きな犬も結構いますが、そういう大きな犬達もシェパードの元気さにドン引きしていてます(大笑

    訓練士さん自身も大きな体格で、まだ遊びたいシェパードを引っ張って帰るのは、訓練士さんも大変だそうです。

    私は姪のピットブル(遺伝75%)とボーダーコリー(25%)ミックスを世話しますが、力が強すぎていいダイエットになります。
    この子がまだ若かった時は、犬用のバックパックに荷物を入れて運動量が多くなる様に工夫していました。
    本人もバックパックを背負うと、退屈モードから「使命感」モードに変わるので、カナダではそういう意味でもバックパック(中身は無くても)を背負わせる飼い主さんもいるみたいです。

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    1. ご連絡ありがとうございます。カナダへは行った事はありませんが、きっと犬を飼育するのに最高の場所なんでしょうね。我が家は、犬の生活環境を考え、自然の多い場所を選びましたが、それでも決して十分とはいえない為、時間を作っては広い場所を目指し車で出かける日々。ですから、羨ましい限りです。
      バックパックで使命感、なるほど。思い付きませんでした。近く、試してみます。
      どこに行ってもペット用品店はありますが、大型犬用の商品の取り扱いは少なく、簡単に手に入らないとは思いますが、是非探してみます。ありがとうございます。

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  2. カナダの警察犬訓練士さんも言われてましたが、シェパードは仕事とか学ぶ事が好きな性格だそうです。

    自分のおもちゃ(ボールとか人形)は自分の口にくわえて、家を出る時に持たせたり、ドッグランで帰る時リードをつけながら、おもちゃを持ちなさいと命令すると、それがメリハリになって本人にもいい刺激になるそうです。

    姪の犬も、買ってもらったおやつは自分で運びます。
    よだれダラダラですが、絶対に家に入るまで我慢する事で気持ちの切り替えメリハリをつけているとの事。
    道で「幸運な日だね〜」と声をかけてもらっても、おやつ食べたさに無視する姪の犬です。


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