アケボノインコ タラの飼育

幼鳥のタラ、ハーネスを着ける練習の前に、まずは近くに吊るし慣らしています
ハーネスに慣れた頃、庭で撮影
前回のブログの続きです。
アケボノインコ タラとの出会い

実際にインコを飼ってみて

中型のインコは初めての経験で、試行錯誤の毎日でした。
本の通りにはいきません。
私が当時得た情報の中から、タラに当てはまる点と当てはまらない点をお伝えします。

当てはまらない点

まず、当てはまらない点です。
“鳴き声は小さい”というのは、大きな間違いでした。

我が家のアケボノインコ タラちゃんの呼び鳴きの耳に付くこと!

甲高い声で、非常によく通る声、そして連呼するのでこちらは大慌てです。

我が家の大型インコである、ルリコンゴウインコの呼び鳴きと比較してみてください。



ルリコンゴウインコを書籍やWebで調べると、“鳴き声が非常に大きく、強烈で、地域中に 響き渡るため、住宅地では飼育困難”とあります。

確かに我が家のルリコンゴウインコ シノは非常に大きな呼び鳴きをします。

でも、飼育説明文から想像する程の鳴き声の差は決して正しいとは言えないと思います。うるさいと感じるのは、単に音の大きさ(dB)だけではなく、その持続時間にもよります。
シノは爆発音を一発出して呼びます。
タラは甲高い声を連発して呼びます。 
どちらかというと、タラのスイッチが入った時の方が焦ります。

我が家はシャッターや、二重窓、 納戸サイズの小さな防音室があります。これまでは防音室まで必要になる程、スイッチが切れない事はありません。

でも、今後発情期や反抗期などのタイミングには活用出来るかもしれません。

当てはまる点

次に当てはまる点です。

性格は非常に大人しく、穏やかそのものです。

嫌な時も決して自ら攻撃的な態度を示すのではなく、その場からそそくさと逃げて行きます。

でも爪切の保定時など、嫌な事から逃げれないような時だけ、明確に怒ります。強烈に怖いです。

また非常に美しいインコです。

頭から尾にかけてのグラデーション。尾の裏だけ透き通るような赤。 真っ黒の大きな目。そして、ニオイが何とも言えず、良い匂いです。

何より不思議な魅力があります。ツンデレな所も魅力の一つです。

ワンコにも人気のタラ

人間から見た魅力だけでなく、どうやらワンコにも魅力的なようです。

ジオとタラ

ジオはタラにゾッコンです。他のインコには関心を示さないのに、 なぜかタラを見ると固まってしまいます。近くでニオイを嗅げた時は、直ぐにママの元に走り寄り、 ルンルンで報告しに来ます。

ハリクとタラ

ハリクはタラちゃんが近くにいると緊張し落ち着かない様子。
明らかに挙動不審になります。

飼育本について

タラは「誠文堂:中型インコ完全飼育」の写真に掲載して頂きました。
「誠文堂:中型インコ完全飼育」

シノは「誠文堂:大型インコ完全飼育」の写真に掲載して頂きました。
またママのコラムも載せて頂きました。
「誠文堂:大型インコ完全飼育」

こちらの本は非常に素晴らしく、これまで何冊もインコの本を手に取りましたが、初めて飼主目線で共感できた本です。
ジオと一緒に記念撮影
飼育の工夫についても、タラをお迎えしてから10年間、試行錯誤でしたので、最初からこういう本と出会っていたらどんなに良かったかと思っています。

慣れるまでは聞いていたより大変だったというのが正直な感想です。

事前情報は正確ではない点がありましたが、そのおかげで当時迷いなくアケボノインコをお迎えし、タラと家族になれたわけなので、今となってはむしろ幸運であったと思います。

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下記URLは、彼等 U。・x・)ノワンコの成長をテーマにしたホームビデオです。
その他、我が家のインコ(フ・θ・)フも動画にして定期的にアップしています。
お時間ある時にご覧下さい。
ご意見やアドバイスをお待ちしております。
         yohei sonoo
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